おはようございます。主任です。
中野にある本院の院長先生は大の本好きでして、 週に2,3冊という恐ろしいほどのハイスペースで 本を読まれています。 まぁわたしはマイペースなので、だいたい2週間に1冊ペースですが。 そんな院長先生の本を借りるために、2週間に一度 近くの図書館まで足を運んでおり、それに便乗して自分も本を 借りたりしているわけでありまして、ええ。 だもんで、いっちょ前にレビューなど書いてみようかと 思ったりなんかしちゃったりして。 「死刑廃止せず」 著:石川真介 あらすじ お見合い相手の女性との楽しい食事の席 突然の乱入者により、最愛の息子が殺害される しかも犯人は、過去に2度の殺人歴のある青年だった なぜ、息子は殺されたのか。 事件を追う中で、父親が知った衝撃の事実とは? 息子よ、父は復讐する―― 見てのとおりおも~い内容です。 ただ、、扱うタイトルの割りには・・・って感じでした。 人間の心情の描き方が、どうも納得できないものばかりというか、 「普通はこうは考えないんじゃないの?」というものばかり。 作者の都合のいいよう~に、人物が描かれているのが露骨に見えてしまうので ちょっと面白み半減。いや3/4減。 オチもないし。 小説である以上、理論をふりかざすだけじゃなくて、 ストーリー展開をしっかりと作ってもらわないと読むほうは退屈しちゃいます。 さて、死刑制度ですが・・・今も存続派と廃止派と別れて議論が繰り返されております。 ボクの考えでは、正直どちらともつかずなんですよね・・・。 自分の肉親や知人が殺されたら、その犯人を殺してやりたいと思うけど、 でも例えば、その犯人が死刑になってその場を公開されたとしたら (日本では公開はされませんが)多分直前で、気持ちが変わるような気もします。 ずっと刑務所内で生きながら自分の犯した罪を償い続けて欲しいという風に。 再犯の問題や、冤罪の問題もあるからホント難しいですよね、これは。 ほんとはもっと言いたいことあるんですが、長くなるのでこのへんで。 死刑を失くす一番最善の方法は、そんな犯罪が起らなくなることですよね。 今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。 人気blogランキングへ
by ygigant
| 2006-04-26 10:52
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